アトピーの疑問

アトピー性皮膚炎を悪化させないコツ

ここでは、アトピー性皮膚炎を悪化させないための日常生活においての小さなコツをご紹介します。
ポイントになるのはどれも小さなことですので、工夫して毎日のルーティーンに取り込んでみて下さい。

 

乳幼児期は食物がアトピー性皮膚炎の直接的な悪化因子になることが多いようです。
乳幼児期を過ぎると、さまざまな環境要素がアレルゲンとなってきます。
ダニ、カビ、ハウスダストなどが大きな要因としてよく取り上げられますが、特にダニについては要注意です。
一般的に、最もアトピー性皮膚炎を悪化させるのがダニだといわれています。
ダニは埃を餌にして繁殖する害虫です。家の中は日常的に掃除を行い、生活空間を清潔に保つよう心がけましょう。
寝室の掃除や換気、リネン類の取り替えは頻繁に。寝具にダニ対策を施すのも有効です。

 

また、皮膚の炎症を予防するために、日常のスキンケアも重要となります。
アトピー性皮膚炎の罹患者は、健康な人の肌に比べると皮膚の防御機能が弱いのです。
よって過度の日焼けや肌荒れなど、ちょっとしたことが元で皮膚が過敏に反応し、思わぬ炎症へと繋がるおそれがあります。
洗顔や手洗い、シャワーなどで肌を清潔に保ち、水分と油分を補給することで、皮膚を良好な状態に保つ努力をしましょう。
炎症が軽い場合は、保湿剤だけで症状が収束することも充分にあります。
毎日使う洗剤類については、界面活性剤の含有量をチェックしてみて下さい。
できるだけ少ない製品に替えることで、酷い手荒れや肌荒れを防ぐことができます。
また、爪を短くカットし、爪先を清潔にしておきましょう。
衛生的な問題ですが、強く掻きむしりすぎて患部の炎症を悪化させないための予防にもなります。

 

繰り返しになりますが、ここで取り上げた環境要素はちょっとした努力によって減らすことがで きます。
すぐには諦めずに、ロングビジョンを持って取りかかりましょう。